アランチャ

このところ毎週市場で必ず買っているシチリア産のオレンジ（arancia)。
ちょっと赤くて実が柔らかくてとってもジューシーで甘い。
甘いフルーツを食べると夫と2人で、
「自然のものがこんなにも甘く美味しくなるんだねー」、
「誰が最初に見つけて食べたんだろー」、
と感心します。

サチーレでの生活もあと4週間。
この家の引き渡し、5月最終週まで、
市場の新鮮イタリア産フルーツ・野菜・お魚を楽しみたいと思います。

市場でみつけた・・・

かたつむり。
いつも行くお魚屋さんで売ってました。
ずいぶん前にエスカルゴを食べた時はおいしいと思ったけど、
これかなりキモい…。
もうエスカルゴ食べられない…。
お魚屋さん、いつものようにスゴイ混んでたけど、これ買ってる人いなかったよ…。

セレモニードレス

Bellyが退院の時に着られるように…と母が東京から送ってくれていたセレモニードレス。
退院の時にはブカブカだったドレス、大きすぎてかぶれなかった帽子。
びったりになる位にBellyは大きくなりました。夫は「…女の子みたいなんだけどー」と言ってたけど、
こんな赤ちゃんらしいのを着せられるのは今だけだもんね。

お友達にいただいた3ヶ月用の可愛いお洋服も着られるようになりました。
ありがとう！

ナポリ

いろいろあったけど、ついにアメリカ移民ビザを取得できました。
ふーっ。
これで夫とBellyとアメリカへ渡れます。
一安心。

3月末にはその面接のためにナポリへ行ってました。
よくピザ屋さんにある絵画で見るナポリ湾とヴェズーヴィオ山。
絵画のようなキレイな景色は見当たらない…。
想像以上に雑然とした街で、観光名所もなく、
あまり写真を取ってなかったけどこんな感じ。
道路はボコボコ。
車はクラクション鳴らしまくりで、車線なんてお構いなし。
空港⇔ホテル送迎の運転手さんは、
サッカー選手がドリブルするように運転しないと進めないんだよって。
タクシーに乗ったらどの運転手も急発進・急ブレーキでヒヤヒヤでした。
歩いている時は横断歩道が少なくて、道路を渡るのは至難の業。
歩道もボコボコの石畳の道ばかりで、
ベビーカーでは移動できずベビービョルンが活躍しました。

食べ物はサイコー。
本場のピッツァは生地がモチモチ。トマトソースはたっぷりでジューシー。
これはまわりのクラストにリコッタチーズが包まった、そのピッツェリアのスペシャル。
コペルトのパンはどこもモチモチで美味しくて、
まるでメイン料理のように食べてしまった。
ナポリのお菓子、Sfogliatella(スフォリアテッラ)とBaba'(ババ)。
奥のはシチリアのお菓子、Cannolo（カンノロ)
このババはフラゴリーナ（小さい苺）付。
フラゴリーナとカプレーゼのジェラート。
この辺のGelateriaでは見かけないカプレーゼは、
濃厚チョコレートアイスに刻んだ板チョコ入り。
さっぱり系としつこい系でどっちの味覚も満足です。

また食の話ばっかりになっちゃった。

この辺にも「ナポリのピッツァ」ってうたったPizzeriaはたくさんあるし、
どのPasticceriaにもババはあるけど、
本場のものはこっちの｢ナポリ風｣とは違って、もっと美味しかったな。
また食べたいけどあの喧騒の街を訪れるのはもうこりごりです…。

今週も市場

今週もBellyと母と市場に行きました。

新鮮なイワシ、マス（鮭みたいな種類。なんて言うのかな？）、ホタルイカ。

新玉ねぎ。母の新しいレシピは、4つ切り込みを入れて、
オリーブオイル・塩・こしょうをかけて電子レンジで5分間チン。
とろりとして甘くて美味しい春の味です。

シチリア産のオレンジとヴェローナ産のキゥイ。
すぐに食べると言ったら熟れてるのを探してくれました。
母にお揃いで買ってもらったロングカーデ。レーヨン混で肌触りがいい。
母は来週も同じお店に行くと言ってます…。

お買い物が終わってもBellyがご機嫌だったので、
お茶して帰りました。

64ª Fiera Primaverile degli Uccelli

4月に入って暖かくなってきました。
昨日のお昼は18℃。
イタリアの人達はまだジャケットやセーターを着てるけど、
妊娠中から暑がりになった私は半袖で歩いてます。

サチーレでは昨日、春のフェスティバルがありました。
スクエアには鳥や植木のお店。ハーブは青々として美味しそう。何種類か買って、おうちのバルコニーでミニハーブガーデンを作りたかったけど、
もうすぐ引っ越しなのでやめました。

母とBellyと昼食目当てで出掛けたけど、ワインバーが1軒出てただけ。
代わりにジェラートを食べて帰ってきました。

先週夫がアメリカ出張へ出掛けて、その間母が泊まりに来てくれています。
70歳を過ぎての海外一人旅。
ドイツ・フランクフルトではルフトハンザ航空のサービスを利用して、
無事に飛行機を乗り継ぎ、イタリア・ヴェネツィアへ。
Bellyに会うため、私のお手伝いをしてくれるため、頑張って来てくれました。
感謝。