2008年11月13日木曜日

アルベロベッロ

クルーズ旅行から帰ってきてから、もう1ヶ月が経ちました。
訪れた港や町の写真と様子を載せようと思います。

ヴェネチィアから乗船した船は18時に出港。
水平線に夕日が沈むパーフェクトなタイミング。キレイだった~。
翌日のお昼には最初の寄港地、イタリア南部で2番目に大きい街Bariに到着。
港からバスで1時間程行ったところにある、Alberobelloに、
ユネスコの世界遺産に指定されているTrulliを観に行きました。
トゥルッリはとんがり帽子みたいなかわいらしい建物。
この土地で採れる石灰石でできてます。
しっくいなしで石を重ねて作るのが伝統的な建築法。
昔この土地に建物を建てるのは違法で、
調査が来た時のために、1つの石を抜けば(ガイドさんの手の辺り)、

全体が崩れてなくなるように石を積み立ててあったとか。
屋根の先端にあるものは「飾りを作れる余裕(お金)がある」ことの象徴だそう。
雲一つない晴天に恵まれて白い壁がまぶしかった!
聖アントニオの教会もトゥルッリでした。Bariの港の近くには聖ニコラス教会がありました。
サンタクロースの伝説は聖ニコラスが起源です。
子供と船乗りの守護聖人。
ここにある聖ニコラスの聖遺物は当時ギリシャだったMyraにあったもの。
1087年にローマ人がBariへ移した(盗んだ?)際に教会が建てられたそう。
シンプルなファサードはロマネスク様式。
船に戻ると、乗客・乗員全員の避難訓練がありました。
部屋に備え付けの救命胴衣を着て1階のデッキへ。
私達は訓練が始まってすぐにデッキに降りました。
連れて行かれたのは船の内部にあるボイラー室の前。
遅くに降りてきた人達はボートの目の前。
早く降りたら先に救出される順番だと思ったのにな~。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

とんがり帽の建物可愛い。これって人が住んでるの? 屋根でその家の経済状況が分かるっていうのも可愛いね。でもあんまり飾り立てたら金持ちと勘違いして泥棒がはいるんじゃねーの?なんて心配する辺りが小市民でしょ?

Megumu さんのコメント...

>Neyocoちゃん
もともとは全部住宅だったんだけど、今はお土産屋さんやレストランにもなってるんだって。住宅街は団体ツアーはお断りみたいで人が住んでる様子は見られなかった。2階建てとかできないからどうやって部屋数確保してるんだろ~?